Pikake Leiのお話

 

Aloha Kakahiaka……Kuhai Halau o Kapuaokanaupaka主宰、KahiOlaHawaii DJパーソナリテイー、

えりさです。今日のカヒオラハワイでは、ピカケの花のお話をしました。

ピカケってどんなお花?

ハワイ王国最後の王女、プリンセスカウイラニがこよなく愛した花。元々は、インド原産のジャスミンの一種、マツリカというお話で、19世紀、サトウキビ畑の労働者として、移民して来た中国の人々が持ち入りました。時期はハワイ王朝の崩壊の時。途絶えつつある王朝の最後の王女であったカイウラニは、アイナハウの家で、大好きな孔雀を飼っており、良い香りのする花々を庭にたくさん育てていました。彼女は23歳という若さで亡くなり、「カイウラニ王女葉、花の香りを残してこの世を去った」と語り継がれ、残された人々の心に深く残りました。そして、そのうちに、マツリカは、ピーコックに因み、ハワイではピカケと呼ばれるようになったのです。

白い小さな花。1本のレイを作るのに、100個使うほど、そのレイは特別で、愛する女性に贈るレイ、ウエデイングの花嫁さんのレイ、です。その香りは甘く華やかで、香水や香油の原料としても愛されています。

私の夫はいつもピカケのレイを贈ってくれます。ピカケのレイをかけると、魔法がかかったようにとても贅沢で、華やかな気分になり、一段とエレガントに飾られます。